応募者が6名いたのですが、選考に非常に悩みました。
外野は、
・「愛想がいい子にするべき」
・「近隣の子にするべき」
・「スポーツを長くやっていた子にするべき」
・「フィーリングだよ」
なんて、色んな意見とアドバイスが飛び交いました。
私も選考に悩みましたが、なかなか決めれない自分がいたので、そんな時はどうしたのか人生を振り返って考えてみました。
その結果、私の人生の経験上、分岐選択で迷ったら「原点に戻って考えてみる」ことにしています。(していました。)
「なぜなぜなぜ」と3回繰り返すと見えなかったものが見えてくると20年以上前のサラリーマン時代に教えてもらった気がします。
そうすると「なぜ、新卒募集の求人なのか」ということになります。
その答えが
・仕事増で新戦力が欲しい
・新卒の新しい考え方を注入したい
となります。
そこでどういう選考をして採用の合否を決めるかになりますが、
やはり最低限の知識やスキルがある学生でないと弊社に入社してもやっていけない気がしたのです。
ですから、冒頭の外野からのアドバイスもしかり・・・ですが、
「最低限の知識やスキルがあるかいなか」で決めさせて頂きました。
弊社の業態の性格上、一般事務や頭数があれば生産性があがる業種や職場ではありません。
社会人レベルまでのIT専門性を求めるのは酷ですが、面接の会話の中で最低限の知識やスキルがあるかいなかをチェックして、学生さんのスキルレベルで順位をつけてそこで線引きさせていただきました。
入社がゴールではなく入社してからがスタートなので、最低限の知識やスキルがないと仮に入社しても仕事ができなく浮いてしまうのも酷だと思います。
正直、2回の面接と数時間で学生さんの資質が解ることは皆無ということは承知していますが、そこが原点だということで線引きしました。
就職活動で様々なドラマがあり、葛藤も私も感じましたが、経営者も同じ葛藤で戦っています。ご理解頂ければ幸いです。
弊社を受験した学生さんがこのブログ記事を読んでいただいていれば幸いです。
ありがとうございました。お互いに頑張りましょう。
数年経過して否であった学生さんとどこかで出会いこの話ができる関係であれば嬉しく思います。